手拭いデザイン| 粉雪の科学

グラフィックデザイン

株式会社エヌ・ティー・エスさまよりご依頼いただき、サイエンスの知識を盛り込んだ手拭いを制作しました。身近な布をメディアとして地域のサイエンスの知識を掘り起こす、「布の本」というエヌ・ティー・エスさまの活動の一環です。
今回は北海道上川郡東川町に降る「粉雪」をテーマに作成しており、手拭いに同封するインフォメーションシートのデザインも行っています。
テーマとなる粉雪には、日本海からの水蒸気が大雪山にたどり着くまでの旅路、そして厳しい冷え込みと乾燥した空気の中では、六角形の結晶が枝を伸ばせず核だけの粒になるという、知られざる科学的背景があります。この「見えない物語」を意匠に落とし込むことを意識しました。
藍色の地に、枝を持つ大きな雪の結晶と、核だけの小さな粉雪を混在させることで、東川町の空に舞う二種類の雪を視覚的に表現しています。下部には大雪山と東川町の風景をアイコンで添え、土地との結びつきも伝えています。

依頼元: 株式会社エヌ・ティー・エス https://www.nts-book.net/